雇用主 認定 労働ビザの改革発表

2024年12月17日

主な変更点

• 中位賃金基準の廃止すべてのAEWV（認定雇用主労働ビザ）の職種について、賃金基準が廃止されます。雇用主は引き続き、AEWV労働者に対してその職位および勤務地に応じた市場賃金を提供し、求人広告を出さなければなりません。この変更は既存の雇用契約には影響しません。AEWV労働者が永住申請を行うために必要な賃金については変更はありません。

  
  

• 新しい収入基準AEWVの移民は、子どもを連れてくるためには年間NZ$55,844以上を稼がなければならず、その他の条件も満たす必要があります。この基準は2019年以降更新されていません。

  
  

• 移民の経験要件の削減移民の経験要件は3年から2年に短縮されます。これにより、移民が十分に熟練していることが確保されるとともに、相談過程で提起された重要な問題に対処します。

  
  

• 経験豊富な季節労働者向けの新しい経路の導入2025年11月には、経験豊富な労働者向けの3年複数回入国ビザと、技術の低い労働者向けの7ヶ月単一入国ビザを含む2つの新しい季節労働者向け経路が導入されます。それまで、既存の一時的な季節労働者向けの経路は利用可能です。

  
  

• ANZSCOレベル4または5のAEWV保持者のビザ期間を3年に延長相談を通じて得られたフィードバックを受けて、ANZSCO（オーストラリアおよびニュージーランド職業分類）で技術レベル4または5と評価された職務に発行される新しいAEWVのビザ期間は、2年（さらに1年延長可能）から3年に変更されます。これにより、これらの労働者がニュージーランドに滞在できる最大連続滞在期間と一致させることができます。現在2年のビザを保持している労働者は、要件を満たせばさらに1年間のAEWVを申請することができます。

  
  

• Work and Incomeの関与要件の変更現在、雇用主がWork and Incomeと協力する必要がある要件は、宣誓ベースに変更されます。雇用主は、ANZSCO技術レベル4または5の職務をWork and Incomeで広告し、その職務に適した候補者を面接したことを誠実に宣言する必要があります。これを国内労働市場で行われる採用活動と並行して行うことができます。また、21日間の定められた期限は適用されなくなります。

  
  

• 一時ビザ保持者の労働権の拡大2025年4月から、一時ビザ保持者は、いかなる種類の労働ビザまたは学期中に働ける学生ビザから申請しているAEWV申請者に対して、より多くの労働権が拡大されます。これにより、移民はビザ処理中でも雇用を維持することができます。

  
  

• ニュージーランドのオンラインモジュールの完了要件の削除2025年1月27日から、すべての現在および将来の認定雇用主および認定季節雇用主（RSE）は、ニュージーランドのオンラインモジュールを完了する必要がなくなります。その代わりに、INZは、移民手続きの最適なタイミングで雇用権利および義務に関するリンクを、雇用主および労働者に提供します。

  
  

• 特定の建設職種の国内労働力基準の削減一部の建設職種の雇用主に対する国内労働力基準が35%から15%に削減されます。

  
  

これらの変更についての詳細な情報は、2025年初めに提供される予定です。